2014年7月20日日曜日

【自己紹介】山川英理です


 こんにちは。阿波ビブリオバトルサポーター、徳島大学の大学院1年生、山川英理です。

 (前々回に紹介されている)依岡先生のすすめで、研究室のみんなとビブリオバトルをやってみたのがきっかけで、阿波ビブリオバトルサポーターに入りました。微力ながら、主に、ホームページやポスター、フライヤーの製作をお手伝いしています。8月24日(日)に開催される「ビブリオバトル in 徳島 社会人×大学生」のポスター、フライヤーも、サポーターのみんなで協力して作りましたので、ポスター、フライヤーにもぜひ注目してみてくださいね。


 そんな私の「オススメの一冊」は、吉本ばななさんの『TSUGUMI』(中央公論社、1989年)です。

 登場人物は、顔よし・頭よし・性格悪しの女の子つぐみと、普通だらけの女の子まりあ。東京の大学へ進学したまりあが、昔、つぐみと過ごした、海辺の小さな町に帰省したときの思い出が描かれます。

 少女漫画や、ファンタジー小説のような非日常は、このお話のなかにはありません。このなかには、日常に近い非日常がたくさん散りばめられています。青春というのは、自分が気づかないうちに、足元に転がっているのだな、拾っていかねば、と思わせてくれる本です。夏が眩しくなってきた今にぴったりの一冊、ぜひご一読あれ◎

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