2014年7月20日日曜日

【自己紹介】谷先直子です

 前回の依岡先生に続きまして、自己紹介させていただきます、徳島大学4年の谷先直子です。

 ビブリオバトルのイベントでは、ちょこちょこバトラーをやらせてもらっています。
 普段行われるビブリオバトルはもちろん、漫画ビブリオバトルの開催も密かに(いつも)願っています。

 私の「オススメの一冊」は、 あさのあつこさんの『福音の少年』(角川書店、2005)です。

 ある夏の夜、アパートが全焼する事件が起こります。
 2人の少年は、アパートごと少女を葬り去った犯人に復讐するため、あるいは自由になるために、事件の真相を探りながら、共に進んでいきます。
 1人の少女の死が、2人の少年を引き合わせていく――そんなお話です。

 高校生の少年2人は、歳相応のようでありながら、得体の知れない何かでもある、「枠」にはまらない生きた人間です。

 「No one call tell what will happen in the future.

 訪れる急展開と、余韻を残す幕引き。
 様々な魅力を孕んだこの作品、ぜひ読んでみてください。
 リアルで美しく、それ故生々しく残酷でもある描写に、きっとあなたも引き込まれることでしょう。

 では、824日開催の「ビブリオバトルin徳島2014 社会人×大学生」も、どうぞよろしくお願いします。
 以上、谷先でした。

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