今回の発表者は、地区予選会でチャンプ本を獲得した大学生たちです。
今回の発表者と紹介された本は以下の通りです。
多田さん (徳島大学1年) 『本当にあった?グリム童話『お菓子の家』発掘』(ハンス・トラクスラー)
山﨑さん (徳島大学3年) 『まおゆう魔王勇者』(橙乃ままん)
半澤さん (徳島大学3年) 『何者』(朝井リョウ)
この地区決戦でチャンプ本を獲得すると、首都決戦に出場できるということで、発表者は気合十分に臨んでいました。
どの発表者も紹介本の好きなところを熱く語っていて、観覧者も楽しく観覧している様子でした。
その中で、チャンプ本に選ばれたのは、半澤さんが紹介した『何者』でした。
現代の大学生の就職活動とSNSをからめた物語を発表者自身の経験と絡めた発表で、読みたくなりました。
今回チャンプ本を紹介した半澤さんは、12月17日(日)に東京のよみうり大手町ホールで開催される首都決戦に出場します。
地区決戦後、高知県の高校生も観覧に来ていたので、高校生・大学生・高校教員によるビブリオバトルを行いました。
発表本は以下の通りです。
『ラジオ ラジオ ラジオ!』(高校教員)
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(大学3年生)
『世にも奇妙な君物語』(高校3年生)
『凍りのくじら』(大学3年生)
発表者は紹介本の魅力を伝えていて、投票は接戦でした。
一度目の投票で一位が2冊になったため、その2冊で投票を行うこととなりました。
その中で、チャンプ本に選ばれたのは、
高校生が紹介した『世にも奇妙な君物語』でした。
本の紹介がわかりやすく丁寧で、本の魅力を感じながら発表していて、観覧者は熱心に聴いていました。
全国高校生ビブリオバトルの全国大会に出場することが決まっているそうです。
四国Aブロックの地区予選会・地区決戦を無事に終了することができました。
バトラーに参加した大学生の皆さん、観覧に来られた皆様、ありがとうございました。
また、地区決戦を運営するにあたりご協力をして下さった徳島市立図書館様にお礼を申し上げます。